建設業許可の「熱絶縁工事業」とは?
こんにちは。
大阪府吹田市の行政書士いわた事務所です。
この記事では、「熱絶縁工事業」で建設業許可を受けたい方に向けて説明しています。
1.「熱絶縁工事業」とは、どういう工事?
建設工事の内容を定める告示には、以下のように記載されています。
工作物または工作物の設備を熱絶縁する工事
建設業許可事務ガイドラインの例示に、以下のように追記をしました。
- 冷暖房設備
冷暖房機のダクトや配管にグラスウールやロックウールなどの断熱材を巻き付け、熱損失を低減します。
- 冷凍冷蔵設備
食品工場や物流倉庫の冷凍・冷蔵設備に断熱材を施工し、食品の鮮度を保持します。
- 動力設備または燃料工業・化学工業等の設備の熱絶縁工事
ボイラーや蒸気タービンなどの配管に断熱材を巻き付け、熱損失を低減し、燃料消費量を節約します。
- ウレタン吹付け断熱工事
ウレタン原液を特殊な機械を用いて混合・発泡させて断熱したい壁や天井に吹き付ける工法のことです。細かい気泡構造のフォームで造られており、他の断熱材よりも優れた断熱性能があります。
2.「熱絶縁工事業」と似た工事は?
建設業許可事務ガイドラインにも書かれておりません。
「熱絶縁工事」は他の工事と似通っていないため、他工事と間違えるようなことはないかと思います。
3.「熱絶縁工事業」の専任技術者になるには?
専任技術者になるには、一般建設業と特定建設業により内容が異なります。
詳しくは、以下のページにてまとめています。
必要とする国家資格や指定学科は、以下のページにてまとめていますので参考にしてください。