建設業許可の「建具工事業」とは?
こんにちは。
大阪府吹田市の行政書士いわた事務所です。
この記事では、「建具工事業」で建設業許可を受けたい方に向けて説明しています。
1.「建具工事業」とは、どういう工事?
建設工事の内容を定める告示には、以下のように記載されています。
工作物に木製または金属製の建具等を取付ける工事
建設業許可事務ガイドラインの例示に、以下のように追記をしました。
- 金属製建具取付け工事
ドアや窓などの金属製建具を、建築物に取付ける工事です。
- サッシ取付け工事
窓やドアなどのサッシを、建築物に取付ける工事です。
サッシは、建物の内外を仕切り、風雨や音などを遮断する重要な役割を担っています。
- 金属製カーテンウォール取付け工事
建物の外壁に金属製のカーテンウォールを取り付ける工事です。
カーテンウォールは、ガラスや金属パネルなどを組み合わせて構成された外壁で、建物の外観をデザインするだけでなく、耐風性や耐火性、断熱性などの機能性を向上させることができます。
- シャッター取付け工事
窓やドアなどの開口部にシャッターを取り付ける工事です。
シャッターは、防犯や日よけ、雨よけ、目隠しなどの効果があり、住宅や店舗、工場などに設置されています。 - 自動ドア取付け工事
店舗やオフィス、病院などの建物に自動ドアを取り付ける工事です。
自動ドアは、人の出入をスムーズにし、バリアフリー対策にもなります。
- 木製建具取付け工事
住宅や店舗などの建物に木製建具を取り付ける工事です。
木製建具は、室内のドアやふすま、障子など、様々な種類があります。
- ふすま工事
和室のふすまを取り付けたり、取り替えたり、修理したりする工事です。
ふすまは、和室の空間を仕切り、プライバシーを守り、採光や通風を調整する役割を果たしています。
2.「建具工事業」と似た工事は?
建設業許可事務ガイドラインには、特に書かれていません。
しかし『ガラス工事』が、『建具工事』が類似しています。
- 「ガラス工事」との違い
サッシなど窓枠の取り付けは、「建具」に該当します。
窓ガラスの取付けは、「ガラス工事」になります。
3.「建具工事業」の専任技術者になるには?
専任技術者になるには、一般建設業と特定建設業により内容が異なります。
詳しくは、以下のページにてまとめています。
必要とする国家資格や指定学科は、以下のページにてまとめていますので参考にしてください。