建設業許可の「大工工事業」とは?
こんにちは。
大阪府吹田市の行政書士いわた事務所です。
この記事では、「大工工事業」で建設業許可を受けたい方に向けて説明しています。
1.「大工工事業」とは、どういう工事?
建設工事の内容を定める告示には、以下のように記載されています。
木材の加工又は取付により工作物を築造し、又は工作物に木製設備を取り付ける工事
建設業許可事務ガイドラインの例示に、以下のように追記をしました。
- 大工工事
支柱や外壁などの構造部分を作る工事です。
- 型枠工事
コンクリートを流し込むための木製の枠を作る工事です。
- 造作工事
建物内部の仕上げ工事です。
2.「大工工事業」と似た工事は?
建設業許可事務ガイドラインには、特に書かれていません。
しかし『とび・土木工事業』と『内装仕上工事』が類似しています。
- 型枠工事の切り分け
型枠工事のコンクリート基礎を作る工事は、『とび・土木工事業』になります。
木製の枠を作る工事は、『大工工事』になります。
- 『内装仕上工事業』との違い
内装の装飾の工事は、『内装仕上工事業』です。
木を用いて土台となる工事は、『大工工事業』です。
3.「大工工事業」の専任技術者になるには?
専任技術者になるには、一般建設業と特定建設業により内容が異なります。
詳しくは、以下のページにてまとめています。
必要とする国家資格や指定学科は、以下のページにてまとめていますので参考にしてください。